【ネタバレ】キングダムを観た

映画 キングダムを観ました。ネタバレします。



吉沢亮が二役、という前情報だけを持ちいざ映画館へ。

ッアーそういうことね!身代わりね!主人公である山崎け…信ではなく吉沢亮、もとい漂(顔がいい)が選ばれたのもそういうことかと頷ける。この調子でバラしていくのでこれから映画を見ようと思ってる方は引き返してくださいね。


王に瓜二つだったので身代わりとなった奴隷の漂が王に間違えられて敵襲にあい、最期に強い絆で結ばれた奴隷仲間(?)の信に自分達の夢・天下を託す。

まあこんな感じでウォー!誰が漂をー!ってなった信は漂に託された地図をもとに走り出すんですが、ここでもう一人の吉沢亮、もとい嬴政(顔がいい)に出会います。


信はここで漂が身代わりだったことを知るのだけれど…ここからの展開が結構早くて、ちょっと描写が弱いな、と感じた。

嬴政を憎むような気持ちは確かにあったと思うのだけれど、そこから嬴政を信じ、同じ敵を敵と認識し、漂の意思を汲み取り、立ち向かうまでが浅かったかな、と思った。まあ何巻にも渡って連載されているものを3時間弱に凝縮しているのだから仕方ないんですけどね。そこの葛藤とかがもっと細かく描写されてたら個人的にはかなり心躍るストーリーだったかな〜と思いました。

まあ信がバカの役だからそこらへんはわりとどうでもよかったのかもしれない。取り敢えず俺は天下の大将軍になりたいし俺が大将軍になればいつだって俺の心の中にいる漂も大将軍だ!!だから俺はのし上がる!!戦うぜ!!みたいな。



アクションシーンはワイヤーが多用されてました。あー大掛かりだなーって感じ。

戦闘の流れとしては信、敵に挑む→力の差があるので結構ボコボコやられる→嬴政や信の心の中の(?)漂などから何らかのアドバイスなどがある→かいしんのいちげき!→勝利 というパターンが多かった。だいたいこれ。

で、まあ色々あって今回の最大の敵・本郷奏多に挑んで当然勝つわけですが、最後嬴政vs本郷…セイキョウ(変換できなかった)のところの本郷奏多が良かった。王族の血がァァァ!みたいなところ。


で、要所要所でちょいちょい出てきていた天下の大将軍・大沢たかおがやって来て、嬴政の中華統一の夢を聞くと、そっか〜じゃあ今日は帰ろうみたいな感じになる。そこに信が「俺の名前覚えとけよ!!!」からの大沢たかお「次は本当の戦場で会いましょう」→信、剣を鞘に収める、という俺たちの戦いはこれからだ!エンドだったので、続編もありそう。



総評としてはまあまあかな〜ってところでした…場面転換の演出とか戦闘シーンのワンパターンさが気になってしまった…

でも吉沢亮の顔はいいし橋本環奈演じる貂(テン)の蓑虫みたいな衣装から出てピョコピョコする腕が可愛かったし何より長澤まさみが美人だった。


あと伊勢谷友介いつ出てくるんだろ!!って思ってたけど伊勢谷友介が出てるのは翔んで埼玉だった。翔んで埼玉、観ないまま上映期間が終わってしまい非常に残念。(まだ上映してるところもあるみたいですが)