語彙力のない人間による薄味映画レビュー その②

コロナによる外出自粛等も手伝って、またもやアマプラでひとり映画鑑賞会をしました。ということで感想を書いていきます。

 

今回は洋画以外も観たよ〜。軽くネタバレあり。

あと今回はちょっと否定的(?)な感想もあるので……すみません………

 

 

 

①映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

 

まさかすみっコぐらしに泣かされるとは、誰が予想しただろうか………

 

「深い」「泣ける」といった口コミはネットで見ていて気になってはいたものの、なんだかんだ観ないままだった作品。

見る前はいやいや〜言うてちびっこ向けでしょ(笑)などと思っていました…本当にすみません…

 

 

ざっくりしたストーリーは、すみっコたちが絵本の世界でドタバタ大冒険!という感じです(雑紹介)

 

すみっコたちが喋るのか!?とドキドキしながら視聴開始。

……所々で字幕(笑)ナレーションのイノッチの声は優しくて聞きやすい。

 

急な場面転換、不思議な仕掛け、謎のひよこ……。なんか深いような気がしてきた。大人だから考えすぎてるのか?

物語ごとに背景のタッチが違かったり、芸が細かい。すみっコ達はいつも通りのタッチで描かれててかわいい。

 

 

そしてひよこ………まさか………

 

 

泣いた。

 

 

可愛いもの好きな方、ちょっと気になってたんだよなーという方におすすめです。社会に疲れている方にもオススメ。

 

「ももたろう」など、ちびっこでも知っている題材が出てくるし、何よりすみっこが可愛いので親子でも楽しめると思います。

 

 

 

②映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲

 

言わずと知れた有名作品。

 

クレしん実家に漫画があってよく読んでたな〜。

 

オトナ帝国、恐らく観たことはあるんじゃないかとは思うのですが、全く記憶がないので改めて観てみました。

 

 

さて。

 

 

まずこの映画を一言で表すとすれば、敢えて「エモい」と表現するのが現代風かな〜と思いました。

 

切なくなるような夕暮れ、あたたかな人情、建築物…。

 

そんな20世紀をたった一言で表すことができるのは、私が20世紀を知らないからかもしれません。(厳密に言えば生まれてから数年はまだ20世紀でしたが…)

 

 

 

大人たちは「古き良き」を重んじている。

 

 

 

これは今も昔も変わらないんですよね。

特に今の時代ってまさに懐かしい物ブームというか。復刻版とか流行ってません!?

 

購買力のある大人の心を擽る、というマーケティング理論の元で生み出されているのかもしれませんが、大人に向けるとなると新しいものより懐かしいものだよね、となるわけでやっぱり大多数のオトナが古き良きを重んじているのです。たぶん。

 

御託を並べ、段々歳を重ねてきた私ではありますが、「平成が良かったとか言いすぎないようにしよう……」と思いました。別に言ったことないけど。

みなさんも懐古厨を拗らせないように気を付けてください(何の注意喚起?)

 

 

それにしてもこの映画自体が20年近く前の作品なんですね。ホラもう昔を振り返っちゃってる。

 

総括:「懐かしいって、そんなに良いことなのかな?」

 


 

トップガン

 

冷戦下のアメリカ映画です。

「ザ・男のロマン」という感じ。

エリート達が集う海軍パイロットの養成学校が舞台です。

 

ミリタリー系は全くの無知ですが、とても格好良いということは分かりました。きっと当時だけでなく現代に至るまで、沢山の方が憧れてきたんじゃなかろうか。

 

さて、この作品はトムクルーズ出世作だと説明書きがあったのですが、実は最近まであまり洋画に興味がなく、最初どの方がトムクルーズなのかすらよく分からなかったという……なんか出てくる人みんな顔濃いしマスクとヘルメットで顔半分しか見えないし……

 

それにしても主人公マーベリック、とんだイキリ・ボーイである。

調子乗るし女性への迫り方は中々アレだし、正に ※ただしイケメンに限る という感じで、イケメンじゃなかったら彼の女性人気はマイナスです(そこまで言う?)

とか言いつつもやっぱりめちゃくちゃ格好いい。甘いルックス、ゴツい肉体and白T……うわーーーという感じです。

ワンシーンだけですがベッドシーンは控えめながらもエロだった…逆光で人のシルエットだけが映る演出、非常に良い。

 

2時間弱で起承転結を描くので当たり前っちゃ当たり前ですが、話の展開は割と急でした。

 

 

教官、急に女になるやん………………

 

 

そしてなんやかんやあり怒り悲しみを乗り越え、ラストに突然の大一番。マーベリックは愛と勇気を取り戻せるのか!?

 

 

…という感じで、ラストまで漢!!な格好良さと疾走感と程よいレトロ感に溢れた作品でした。

個人的には戦争の惨さや怖さも(間接的に)感じました。ほんの少しだけですが!

 

あまり男女でカテゴライズするのもどうかとは思うのですが、どちらかというと「男性脳」にハマる作品かな〜と思いました。

 

今回の教訓:浮 か れ る な

 

 

 

④番外編(タイピスト!)

 

フランス映画。

田舎から出てきた超不器用ヒロイン。大事な書類はシュレッダーかけちゃうし物もひっくり返しちゃうけど唯一得意なタイピングで大会優勝目指そ!鬼コーチとともに!という感じの話です。

 

出てくる小物とか主人公の服装とかはめちゃくちゃおしゃれでレトロで素敵です。いかにもおフランス〜という感じ。

 

 

なんですが………

 

 

話が好みではなくて30分でギブアップ。ロマンスがあまり好きじゃないのかも

 

主人公がめちゃくちゃプライド高くてうーんという感じ……あとはいかにも少年漫画的なお色気シーン(?)とか……こそばゆくなる………

 

映画サイトのレビューも覗いてみましたが、意見分かれてますね。

テンポ良くて面白い!っていう感想がけっこう多かった。後半めちゃくちゃ怒涛の展開でどんどん面白く!的なことあったのかなもしかして……

 

ラブロマンスが好きな方や、レトロ小物とかかわいいものが好きで、物語というより舞台美術を楽しみたい!な方は合うかもしれないです。

 

あくまで一個人の意見です、と保険をかけておきます……

 

 

 

以上です!!自分の中で好きな映画、苦手な映画、というのが少しずつわかってきた気がします。

最近読書ブームが来ているので映画鑑賞をあまりしなくなっているのですが、またストックがたまったら記事にしようかなと思います。


それではさようなら〜。