語彙力のない人間による薄味映画レビュー

あまりに暇すぎてアマプラでの映画鑑賞にハマりました。

有名どころばかりですが、感想とおすすめポイントなど書いていきます。

 

だいたい字幕でみてます!なんか雰囲気出て良い(どんな理由?)

 

 

シング・ストリート

 

映画独特の、彩度が低くてレトロっぽい映像(伝われ)が割と好きなんですが、その点ドンピシャでした。

 

大まかなストーリーは、「 1985年、ダブリン。好みの女を振り向かせるためにバンドやろうぜ!!!」みたいな感じです(雑すぎ)

主人公もヒロインも良かったけど、主人公の兄がどこか不憫で悲しかった…(+影のあるハンサムでめちゃ格好良かった)

ラストシーンの「やった!」はどの感情から来てるんだろう…。わたし自身長女なので長子の不憫さとか報われなさとかが刺さりました………

劇中歌もとても良い。歌詞は背伸びした高校生男子なテイストも入っていて…という感じでした(笑)

 

ラストは割と急に終わった。あのあとどうなったのかはわたしたちの解釈に任せる的なそういう感じなのかな?

 

たぶん映画が本当に好きな人はこの映画が何を伝えたいかとかそういうこともわかるのかもしれないんですが、なにぶん細かい描写を読み取れない人間なのでこんな感想………(悲・・・)

 

薄暗いのにパワフルな作品でした。楽曲的な面でもオススメ。ぜひ字幕で観てね。

 

 

 

英国王のスピーチ

 

歴史詳しくなくても大丈夫です!たぶん!

これから第二次世界大戦に入っていく……そんな時代に、吃音症の王がスピーチを頑張る話です(語弊ありまくり)(詳しくは観て)

 

同じ時代にはヒトラーというカリスマ的な演説術を持った人物も居たわけで、その対比なんかも感じられました。

あのドイツの映像は本物かな?そこはあんまりよくわからない…詳しいことは……

 

時代が時代なので、変な医療知識(タバコが喉にいい!)とか、植民地に対する云々とかそういったところも出てくるので、歴史に興味がある方はそこらへんも注目ポイントだと思います。イギリス史興味ある人だいたいこの映画観てそうだけど………

 

ラストのスピーチは、画面越しのわたしもまるでラジオを聴く国民のように、はたまた夫ならきっとやってくれると信じる王妃のように、固唾を飲んで聞き入ってしまう…。そんなシーンでした。

 

コンプレックスに悩んでいる方に観てほしいな、という作品。これもぜひ字幕で観てください。

 

 

 

カンフー・ヨガ

 

すっげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜しょうもない(コラ〜!)

おおざっぱなストーリーは「古代の財宝を探す」なんですけど、急にカンフー始まるしカーチェイスはとんでもない大事故だしもうとにかくカオス。倫理観は割とない。

ストーリーとか考えないほうがいい、もう何も考えずに観て

 

動物がちょっとかわいそうな時あるからそういうのに敏感な方にはあまりオススメ出来ないかもしれないです……

 

スケールはめちゃくちゃデカくてアクションも中々面白いんですが、随所に「え!?www」っていうツッコミどころがあってそれどころじゃない。混沌の世界。上述の2作(シング〜/英国王の〜)がヒューマンドラマ系(?)だったのであまりに落差すごくて笑いました。

 

ちなみにジャッキーの助手役の若い俳優さんが塩顔イケメンで良かったです…………中国の坂口健太郎だった(勝手なこと言いやがって)

↑本気で気になりすぎて調べたらEXOのメンバーだったんですね?!グループ名しか存じ上げないので全然知らなかった……

 

総評:良くも悪くも中華、あと随所に散りばめられたインド。踊っちゃえ♪

 

 

 

帰ってきたヒトラー

 

ヒトラーそっくりのおじさん(本当はタイムスリップしてきた本人)がコメディアンに扮して現代ドイツの問題を浮き彫りにしていく……みたいな話です。

 

移民問題とか環境問題とか、至る所で現代社会が風刺されています。

ドイツ史やヨーロッパ情勢に詳しくないのですが、やはり日本以上に外国からの人の流入が大きいために、より「国民のための国であってほしい」という思いや差別が強いのかな…ということを改めて感じました。物語としての演出もあるだろうけど!

 

「(ヒトラーを)国民が選んだ」「計画を明示した者が選ばれた」みたいな台詞のところでは、これは現代の日本の政治問題にも通ずるところがあるな…と思いました。

なんか今すごい真面目なこと言ってますね……?普段こんな考えたりすることないのに……

 

コメディとして面白いのにこうやって真面目に考えさせる力があるのが、この作品が人気な理由かな〜とか思いました。実際のところは知らん

 

あと観た方はわかると思うんですが最後怖くないですか???ザヴァツキ………

 

もしかしたら正しいかもしれないのに世論からすると異端と見られて隔離される的な……

多数派の意見にのまれて、もしかしたら間違った国(世論?)になってしまっているのに誰も気付かない、気付いた者はおかしい(異端だ)と排除される、みたいな………

  

総評:暗い歴史は繰り返して欲しくないですね…

 

すごい面白かったはずなのになんかすごい悲しいレビューになってしまった………

ドイツ史学び直したくなりました。

 

 

 

パディントン

 

パディントンもっと子役みたいな声かと思ったら普通にジェントルマンの声でワロタ。

 

「可愛いクマのドタバタコメディ」というのをメインに置きつつも、「多様性を受け入れる」というのが副題かな、と感じました。

 

クマなんて出た日には怖!?!?猟友会に連絡しなきゃ!?!?!?しかも喋ってるよ!?!?てなるはずなのにみんなフツ〜に受け入れてるんですよね。

この映画の中ではパディントン=クマ=動物、というよりかはイギリス人、中国人、インド人、クマ。みたいな……単に違う種族(民族?)として見てる、みたいな部分もあるような気がしました。

 

ホームアローン的要素あり、ターミネーター的要素あり(!)、パロディ風の演出が多くて楽しかったです。

あと個人的には骨董屋の汽車の紅茶サーバー的なグッズがすごくツボ…欲しい…!

 

2もそのうち見ようと思います。

 

 

 

長くなってきたのでおわり!

またストックできたら更新します。