大人になったので『僕の生きる道』を観た(前編)
28年間自分の人生に間違いはないし後悔もないと思って生きてきたけど、いざ余命宣告を受けたら人生めちゃくちゃ後悔あるな…というところから始まる話です。
今更ネタバレも何もないくらい前の作品なので、所々内容にも触れながら、思ったことをダラダラと書いています。
「かっこいい王子様みたいな彼と地味な私の素敵な恋愛✨ポジティブ✨恋に仕事に大忙し✨」みたいなドラマが多い現代(もちろん昔からそういう系統のドラマも存在するし今もヒューマンドラマはあるけど)と比較するとなかなか珍しく、随分重くて暗くて心揺さぶられるドラマだなあと思いました。
いい作品は何十年経とうが色褪せないんすね……
しかも主役を張ってるのが俳優じゃなくて当時のトップアイドルなんすよ………
これは将来ブルーリボンも獲りますわ(受賞おめでとうございました)
さて、主人公の中村秀雄(草彅剛)は「主役じゃない人生を送ってる人」なんですよ。
この物語の世界において主役の人生を送ってるのは確実に久保先生(谷原章介)だと思います。イケメンだし生徒からの信頼も厚いし、冒頭の時点では理事長の美人娘(矢田亜希子)とも結婚できそうだし次期理事長の座も見えてるし。勝ち組かな?
もしこの物語の主役が「主役の人生の人」だったら、まあ少しは自暴自棄にはなるんだけど元々親からの愛も知ってるし、美人彼女とは綺麗な景色見て「君にはつらい思いをさせるかもしれないけど最後の女(ひと)になってほしい」的なやりとりがあって、生徒たちも涙涙で色紙だのなんだのプレゼントして写真も撮って、そりゃあもう華々しく人生を終われるんですよ。大体そうなんすよ。(そうなの?)(陽キャへの偏見)
「主役じゃない人生の人」だからこそ今までの人生にたくさん後悔があるし、すぐに打ち明けられる人もいないし、茫然とした感じが際立って怖いし……。ああ、どんどん物語に引き込まれる。
何が言いたいかっていうとやっぱりつよぽん、演技がうまい……(結局これに尽きる)
20年近く前の作品なので、草彅氏に限らず全体的にみんなめちゃくちゃ若いです。
今でこそ大スター大主役な綾瀬はるかが垢抜けない感じで生徒役なのが凄い…時代を感じる……
小日向さんは若すぎて最初ちょっとわかんなかったです(そんなことある?)
しっかり患者と向き合ってるんだけどところどころ適当な役で良かった。
大杉漣さんも若かった〜〜〜〜自分の娘に今彼氏がいないと分かった瞬間の微笑みが可愛すぎてワロタ。
娘の選んだ人を信じる、っていうのもめちゃくちゃ良い……平成初期(中期?)の話なのにそんな良いお父さん、最高
(全然違う話なんですが「相棒」の衣笠副総監はやっぱり大杉漣さんじゃないとなんだか違和感がありますね……)
そして谷原章介氏、今でこそ王子という感じだがけっこうチャラい感じでめちゃくちゃイケメンだった。自分に自信満々!(時々当て馬)な役が超似合ってました。
この時の谷原章介は食器用洗剤のCMとか出ないです(そうですか)
さて。
1話〜6話を視聴して、自分に嘘をつかず生きていくことや、その難しさを感じました。
後悔せず生きていこうと思っても「やっぱり恋をしなければよかった」とか「今日も(病気のことを)言えなかった…」とか後悔してしまうシーンが散りばめられていて、後悔しない人生、自分に完全に素直になる人生っていうのは中々無理なんじゃないか?と。
あと主題歌が世界に一つだけの花なんですが、歌い出しがキムタクで少しびっくりしました。アレ?中居くんじゃない!っていう。
「花屋の店先に並んだ〜♪」といえば中居正広だと思っていたので……
だから「シングル・ヴァージョン」なのか……(そうなのか?)
脂質と油分とチョコレート
緊急事態宣言で中々都内に出られない!!!!オシャレなカフェに行けない!!!!!
こうなったらバレンタイン催事を楽しんでやろうじゃねーの…!ということで色々買ってみたので、感想など書いていきます。
①ラ・メゾン白金《リュクスショコラ》
行ってみヨーカドーの催事場で買いました。
左から
メープルナッツ
マンゴーオレンジ
ストロベリーピスタチオ
もちろん全部甘いんですが、メープルナッツは特に甘かった……なんか年々甘いものがそんなに得意じゃなくなってる。特にクリーム系しんどい
なのでちょっとさっぱり感のあるマンゴーオレンジが一番好みでした。
全種類、中はガナッシュみたいなやわやわチョコレートです。
甘いの大好き人間じゃないくせにこんなブログ書くなと思われても仕方ないが次行くぞい♪
②ボノワール京都《日本酒と梅酒のトリュフ》
これも行ってみヨーカドーで購入
酒が好きなので酒のチョコも好きです。
白いのが梅酒
黒いのが日本酒
です。
京都の日本酒「玉乃光」と「京の梅酒」を使用しているらしいです。どっちも飲んだことないな…というか日本酒に関しては北陸か東北の酒しか飲んだことないかもしれん……知見広げたい………
中は液体のお酒かと思ってましたが、ガナッシュでした。
梅酒の方はお酒感弱めだと思います。
日本酒の方は、一口噛んだ瞬間に「どうも!!!お酒のチョコです!!!」って主張してくる(は???)
チョコレート自体は結構甘めでした。
③ベルアメール《アルティザンショコラ》
こちらは百貨店のバレンタイン催事で購入。
お値段は1,000円程度なので、百貨店ラインナップの中では低価格帯かと思われます。
とにかく箱が可愛くて購入。
これは男にあげるというより自分へのご褒美とか友チョコ(死語ですか?)を想定しているのでは……。
チョコレート自体もオシャレで可愛い感じです。
左から
フリュイルージュ
キャラメルバニラ
一番右、キャラメルバニラの上に乗ってる花柄のやつは厚紙でした。食べれると思った……
個人的にはロイヤルミルクティーが一番美味しかった。
二層のやわやわチョコで良かったです(感想薄すぎ)
④DelReY《ショコラセレクション》
百貨店系の催事でよく見る、ダイヤモンド型のチョコレート。
毎年なんだかんだデメルとかピエールマルコリーニばっかり買ってたので、今年は趣向を変えようと初めて買ってみました。
左から
ゴールドダイヤモンド ミルク
レッドダイヤモンド ダーク
中はガナッシュでした。多分。
ガナッシュだの生チョコだの、やわやわチョコレートの種別がよく分からん………
ピンクの方が甘みが強く、マイルドで好みでした。
ここまで4種類紹介させていただきましたが、どれか一つがべらぼうに美味しい!!とかはなかったです。全部美味しい。
なんか味自体は価格帯でもそんなに変化がなくて、ブランド感とか全体の雰囲気による差なのかな……的な………
以上、違いの分からない人間のバレンタイン催事レポでした。
【感想】夏はポケモン冬もポケモン【ココ】
ポケモン映画2020!みてきました!!!
前回の新解釈三国志とはうって変わって期待度大ですからね(根に持ってる)
※以下、ほんのりネタバレあるので注意※
ポケモン映画新作夏に公開!ってなってたときは正直観に行くか迷ってたんですよ。
ミュウツーのリメイクは観に行ったけど、それはどちらかというと大人に向けて作られてる感じがあったじゃん(わかる)
だからミュウツーは観に行ったけどな〜、ココはな〜〜、子供向けな気もするよな〜〜〜〜
と思っていた時期もありましたが、これ絶対親子で来て親がボロ泣きするパターンだろ。子供分からんだろ。この愛しさ。切なさ。心強さ。
は〜〜〜〜〜
「ポケモンと人の共存」ってまじで人類の永遠のテーマだよね(わかる)(ほんとそう)
森林伐採をして動物の住処を荒らしていく人間、みたいなテーマはポケモンの世界でもよく描かれてる気がするけど(描かれてなかったらゴメン)、
ポケモンの住処を大事にしなきゃ!だってわたしたち人間もポケモンも同じ命なんだもん!っていう現実世界にも置き換えることのできるメッセージがいやらしく無く描かれてるのが素敵だな〜とか……ね……こんな真面目なこと言うブログじゃないのに………
はい。
それでは無理矢理話を変えて、良かったところを書いていきます。
・安定のピカチュウ語
「ココ」が「ピピ」なのかわいすぎてワロタ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
てかポケモンって種類ごとに鳴き声違うけどそこは分かり合えるっていうのが今更ながら不思議です。
そして「コイツはポケモンに育てられたからポケモンの言葉がわかるんです!」っていうサトシの適応力の高さエグいて〜〜〜私もそういうとこ見習っていきたい。(そうですか)
・ありがとう岡崎体育
良曲ありがとうございます………岡崎体育さんのことまじでよく知らねんだけどありがとう……全体的に曲がいい。
トータス松本の歌もやばかった…泣かせに来とるで CMで何回も聞いたけどやっぱり泣いちゃうで thank you
・きれいなロケット団
ロケット団、ビジュが、作画が、最高すぎたなんだあの美男美女……コジロウ俺だーーー!結婚してくれーーーー!なんか多分私と年齢同じくらいなんだよね。泣ける。歳とったな……………
ロケット団もちゃんと見せ場というかいいところあって良かった。
・ウッウとピカチュウのアレ
サトシ容赦ねえな
ロケット団もそりゃ怯えるわ
あとホシガリス可愛かった…所々で窺えるきのみへの執着とエンディング〜〜〜〜〜ッッ
にゃんこスターかな???
てか色違いセレビィ貰えると思ってたらまさかの父ちゃんザルードが貰えるらしい。
いいのか?手に入れちまって………
【辛口】新解釈三国志を観ました【ごめんて】
実は福田監督の作品をほぼ見たことがなくて(唯一見たのが斉木楠雄のψ難。テレビでやってたから見た)、周りで面白そう!見たい!と言ってる人が多かったのでどんなもんだろうと観に行きました。
観に行くまでは良かったんですが………
これが……私には合わなかった………
こういうのが面白いと思う人は少なからずいるんだろうけど、私にとってはマジで駄作でした……
寝るか帰るか迷ったが観ようと思ったのは自分だし金を払ったので諦めて最後まで見たよちくしょう
ということで、今までの福田監督の作品全部めちゃおもろかった!福田作品大好き!という方は、もしこのページを見ていたら先に進まず閉じてください。切実にお願いします。
では失礼して
身内ネタというか身内ノリというか、経済学部の奴らが作ってYouTubeに投稿した映画を昼休憩の空き教室で強制的に見せられているかのようだった…(流石に言い過ぎでは???)
いやでもほんと……「アレ?(笑)あいつ商学部の小栗じゃん(笑)」的な……
それでクソしょうもない女が「まじで小栗もムロもギャグセン高すぎ面白すぎ😂M-1出れる😂😂」ってストーリーに投稿する的な……………
お笑いを舐めるな
映画じゃなくて大学にいるウェイの悪口になってしまったところで話題を映画に戻します。
まず話の展開について、テンポは早いんだけどなんか間が悪かった……
キングダムのパロディくらいあるかなと思ったけどありませんでした(どうでも報告)
あとは福田監督の作品に出るキャストってだいたい固定な気がするんだけど、まじでこれ以外の俳優・女優としての仕事なくなるんじゃないかってくらい演技が酷く見える………とんでもねえマジックだな……
いやでもほんと………佐藤二朗だってさあ……20世紀少年の時はめちゃくちゃ怖くて良かったじゃんか………
まじで新八だけに留まった菅田将暉は正解です(突然の菅田将暉アゲ)
あんまりボロクソ言うとなんかの拍子でこの記事をここまで見てしまった福田作品のファンの方に怒られそうなので、良かったところも書きますね。
・最初の方の城田優がひとりだけ戦国BASARAみたいな作画で良かった
・広瀬すずがかわいかった
・岡田健史くんがかわいかった
以上です
ということで………
福田監督の作品はもう観ません…………
エンドロールを眺めながら、私はどちらかというと三谷幸喜派だなと思いました。
20210118追記:
この映画を見た数日後にテレ東で銀魂2がやってたので観たんですが、普通に面白かったです。ギャグ系原作モノには強いのかも…
あとはもともと私が銀魂と吉沢亮が好きっていうのもある。吉沢亮の顔が良すぎて紛う事なき沖田総悟で良かった(また顔のことしか言ってない)
東京駅、なんてすてきなターミナル
先日、所用で東京駅に立ち寄りました。
こんな時期にと思われそうな気もしますが……用事あったので………
まあそれはそうとして(どう?)
グランスタが新しくなってから(改装してから?)は見て回ることがなかったんで楽しかった〜。珍しくお菓子買っちゃいました。
ここで一言
東京駅は手土産買うのに最適すぎる
ということで買ったものを紹介しちゃお♪♪♪
これ!!!ネットで見て欲しかったー!欲しかったやつー!!!
なんか秒速で売り切れちゃってんのかなと思ったら割と普通に売ってたので買いました。
外見はこんな感じ。キャワ(涙)(涙)(涙)
中身はこんな感じです。なんかこの、ゆるい感じ、、、でもキャワなのでOKです(でも幸せならOKです)
「バナナのみ」味らしいです。
バナナっぽいキャラメルっぽい?感じでした。味のボキャブラリーが無なのでうまいこと言い表せません。
↓公式HP載せときます
https://www.tokyobanana.jp/products/banana_pokemon.html
②メープルマニアの東京駅限定のやつ
パッケージがかわいいなーと思って買いました。上質な手土産って感じで良いですね。(はい)
紙を剥がすとこんな感じ
中身はこんな感じ
メープルの香り!メープルの味!!ずっしりしっとり!!!て感じでした。食えば分かる
↓こっちも公式載せときます
リンク貼るためにサイト見たらバウムクーヘンめちゃくちゃ美味しそ〜〜〜〜〜
ということで購入品の紹介ブログでした。内容地味だな
語彙力のない人間による薄味映画レビュー その②
コロナによる外出自粛等も手伝って、またもやアマプラでひとり映画鑑賞会をしました。ということで感想を書いていきます。
今回は洋画以外も観たよ〜。軽くネタバレあり。
あと今回はちょっと否定的(?)な感想もあるので……すみません………
①映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
まさかすみっコぐらしに泣かされるとは、誰が予想しただろうか………
「深い」「泣ける」といった口コミはネットで見ていて気になってはいたものの、なんだかんだ観ないままだった作品。
見る前はいやいや〜言うてちびっこ向けでしょ(笑)などと思っていました…本当にすみません…
ざっくりしたストーリーは、すみっコたちが絵本の世界でドタバタ大冒険!という感じです(雑紹介)
すみっコたちが喋るのか!?とドキドキしながら視聴開始。
……所々で字幕(笑)ナレーションのイノッチの声は優しくて聞きやすい。
急な場面転換、不思議な仕掛け、謎のひよこ……。なんか深いような気がしてきた。大人だから考えすぎてるのか?
物語ごとに背景のタッチが違かったり、芸が細かい。すみっコ達はいつも通りのタッチで描かれててかわいい。
そしてひよこ………まさか………
泣いた。
可愛いもの好きな方、ちょっと気になってたんだよなーという方におすすめです。社会に疲れている方にもオススメ。
「ももたろう」など、ちびっこでも知っている題材が出てくるし、何よりすみっこが可愛いので親子でも楽しめると思います。
②映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
言わずと知れた有名作品。
クレしん実家に漫画があってよく読んでたな〜。
オトナ帝国、恐らく観たことはあるんじゃないかとは思うのですが、全く記憶がないので改めて観てみました。
さて。
まずこの映画を一言で表すとすれば、敢えて「エモい」と表現するのが現代風かな〜と思いました。
切なくなるような夕暮れ、あたたかな人情、建築物…。
そんな20世紀をたった一言で表すことができるのは、私が20世紀を知らないからかもしれません。(厳密に言えば生まれてから数年はまだ20世紀でしたが…)
大人たちは「古き良き」を重んじている。
これは今も昔も変わらないんですよね。
特に今の時代ってまさに懐かしい物ブームというか。復刻版とか流行ってません!?
購買力のある大人の心を擽る、というマーケティング理論の元で生み出されているのかもしれませんが、大人に向けるとなると新しいものより懐かしいものだよね、となるわけでやっぱり大多数のオトナが古き良きを重んじているのです。たぶん。
御託を並べ、段々歳を重ねてきた私ではありますが、「平成が良かったとか言いすぎないようにしよう……」と思いました。別に言ったことないけど。
みなさんも懐古厨を拗らせないように気を付けてください(何の注意喚起?)
それにしてもこの映画自体が20年近く前の作品なんですね。ホラもう昔を振り返っちゃってる。
総括:「懐かしいって、そんなに良いことなのかな?」
③トップガン
冷戦下のアメリカ映画です。
「ザ・男のロマン」という感じ。
エリート達が集う海軍パイロットの養成学校が舞台です。
ミリタリー系は全くの無知ですが、とても格好良いということは分かりました。きっと当時だけでなく現代に至るまで、沢山の方が憧れてきたんじゃなかろうか。
さて、この作品はトムクルーズの出世作だと説明書きがあったのですが、実は最近まであまり洋画に興味がなく、最初どの方がトムクルーズなのかすらよく分からなかったという……なんか出てくる人みんな顔濃いしマスクとヘルメットで顔半分しか見えないし……
それにしても主人公マーベリック、とんだイキリ・ボーイである。
調子乗るし女性への迫り方は中々アレだし、正に ※ただしイケメンに限る という感じで、イケメンじゃなかったら彼の女性人気はマイナスです(そこまで言う?)
とか言いつつもやっぱりめちゃくちゃ格好いい。甘いルックス、ゴツい肉体and白T……うわーーーという感じです。
ワンシーンだけですがベッドシーンは控えめながらもエロだった…逆光で人のシルエットだけが映る演出、非常に良い。
2時間弱で起承転結を描くので当たり前っちゃ当たり前ですが、話の展開は割と急でした。
教官、急に女になるやん………………
そしてなんやかんやあり怒り悲しみを乗り越え、ラストに突然の大一番。マーベリックは愛と勇気を取り戻せるのか!?
…という感じで、ラストまで漢!!な格好良さと疾走感と程よいレトロ感に溢れた作品でした。
個人的には戦争の惨さや怖さも(間接的に)感じました。ほんの少しだけですが!
あまり男女でカテゴライズするのもどうかとは思うのですが、どちらかというと「男性脳」にハマる作品かな〜と思いました。
今回の教訓:浮 か れ る な
④番外編(タイピスト!)
フランス映画。
田舎から出てきた超不器用ヒロイン。大事な書類はシュレッダーかけちゃうし物もひっくり返しちゃうけど唯一得意なタイピングで大会優勝目指そ!鬼コーチとともに!という感じの話です。
出てくる小物とか主人公の服装とかはめちゃくちゃおしゃれでレトロで素敵です。いかにもおフランス〜という感じ。
なんですが………
話が好みではなくて30分でギブアップ。ロマンスがあまり好きじゃないのかも
主人公がめちゃくちゃプライド高くてうーんという感じ……あとはいかにも少年漫画的なお色気シーン(?)とか……こそばゆくなる………
映画サイトのレビューも覗いてみましたが、意見分かれてますね。
テンポ良くて面白い!っていう感想がけっこう多かった。後半めちゃくちゃ怒涛の展開でどんどん面白く!的なことあったのかなもしかして……
ラブロマンスが好きな方や、レトロ小物とかかわいいものが好きで、物語というより舞台美術を楽しみたい!な方は合うかもしれないです。
あくまで一個人の意見です、と保険をかけておきます……
以上です!!自分の中で好きな映画、苦手な映画、というのが少しずつわかってきた気がします。
最近読書ブームが来ているので映画鑑賞をあまりしなくなっているのですが、またストックがたまったら記事にしようかなと思います。
それではさようなら〜。
語彙力のない人間による薄味映画レビュー
あまりに暇すぎてアマプラでの映画鑑賞にハマりました。
有名どころばかりですが、感想とおすすめポイントなど書いていきます。
だいたい字幕でみてます!なんか雰囲気出て良い(どんな理由?)
シング・ストリート
映画独特の、彩度が低くてレトロっぽい映像(伝われ)が割と好きなんですが、その点ドンピシャでした。
大まかなストーリーは、「 1985年、ダブリン。好みの女を振り向かせるためにバンドやろうぜ!!!」みたいな感じです(雑すぎ)
主人公もヒロインも良かったけど、主人公の兄がどこか不憫で悲しかった…(+影のあるハンサムでめちゃ格好良かった)
ラストシーンの「やった!」はどの感情から来てるんだろう…。わたし自身長女なので長子の不憫さとか報われなさとかが刺さりました………
劇中歌もとても良い。歌詞は背伸びした高校生男子なテイストも入っていて…という感じでした(笑)
ラストは割と急に終わった。あのあとどうなったのかはわたしたちの解釈に任せる的なそういう感じなのかな?
たぶん映画が本当に好きな人はこの映画が何を伝えたいかとかそういうこともわかるのかもしれないんですが、なにぶん細かい描写を読み取れない人間なのでこんな感想………(悲・・・)
薄暗いのにパワフルな作品でした。楽曲的な面でもオススメ。ぜひ字幕で観てね。
英国王のスピーチ
歴史詳しくなくても大丈夫です!たぶん!
これから第二次世界大戦に入っていく……そんな時代に、吃音症の王がスピーチを頑張る話です(語弊ありまくり)(詳しくは観て)
同じ時代にはヒトラーというカリスマ的な演説術を持った人物も居たわけで、その対比なんかも感じられました。
あのドイツの映像は本物かな?そこはあんまりよくわからない…詳しいことは……
時代が時代なので、変な医療知識(タバコが喉にいい!)とか、植民地に対する云々とかそういったところも出てくるので、歴史に興味がある方はそこらへんも注目ポイントだと思います。イギリス史興味ある人だいたいこの映画観てそうだけど………
ラストのスピーチは、画面越しのわたしもまるでラジオを聴く国民のように、はたまた夫ならきっとやってくれると信じる王妃のように、固唾を飲んで聞き入ってしまう…。そんなシーンでした。
コンプレックスに悩んでいる方に観てほしいな、という作品。これもぜひ字幕で観てください。
カンフー・ヨガ
すっげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜しょうもない(コラ〜!)
おおざっぱなストーリーは「古代の財宝を探す」なんですけど、急にカンフー始まるしカーチェイスはとんでもない大事故だしもうとにかくカオス。倫理観は割とない。
ストーリーとか考えないほうがいい、もう何も考えずに観て
動物がちょっとかわいそうな時あるからそういうのに敏感な方にはあまりオススメ出来ないかもしれないです……
スケールはめちゃくちゃデカくてアクションも中々面白いんですが、随所に「え!?www」っていうツッコミどころがあってそれどころじゃない。混沌の世界。上述の2作(シング〜/英国王の〜)がヒューマンドラマ系(?)だったのであまりに落差すごくて笑いました。
ちなみにジャッキーの助手役の若い俳優さんが塩顔イケメンで良かったです…………中国の坂口健太郎だった(勝手なこと言いやがって)
↑本気で気になりすぎて調べたらEXOのメンバーだったんですね?!グループ名しか存じ上げないので全然知らなかった……
総評:良くも悪くも中華、あと随所に散りばめられたインド。踊っちゃえ♪
帰ってきたヒトラー
ヒトラーそっくりのおじさん(本当はタイムスリップしてきた本人)がコメディアンに扮して現代ドイツの問題を浮き彫りにしていく……みたいな話です。
移民問題とか環境問題とか、至る所で現代社会が風刺されています。
ドイツ史やヨーロッパ情勢に詳しくないのですが、やはり日本以上に外国からの人の流入が大きいために、より「国民のための国であってほしい」という思いや差別が強いのかな…ということを改めて感じました。物語としての演出もあるだろうけど!
「(ヒトラーを)国民が選んだ」「計画を明示した者が選ばれた」みたいな台詞のところでは、これは現代の日本の政治問題にも通ずるところがあるな…と思いました。
なんか今すごい真面目なこと言ってますね……?普段こんな考えたりすることないのに……
コメディとして面白いのにこうやって真面目に考えさせる力があるのが、この作品が人気な理由かな〜とか思いました。実際のところは知らん
あと観た方はわかると思うんですが最後怖くないですか???ザヴァツキ………
もしかしたら正しいかもしれないのに世論からすると異端と見られて隔離される的な……
多数派の意見にのまれて、もしかしたら間違った国(世論?)になってしまっているのに誰も気付かない、気付いた者はおかしい(異端だ)と排除される、みたいな………
総評:暗い歴史は繰り返して欲しくないですね…
すごい面白かったはずなのになんかすごい悲しいレビューになってしまった………
ドイツ史学び直したくなりました。
パディントン
パディントンもっと子役みたいな声かと思ったら普通にジェントルマンの声でワロタ。
「可愛いクマのドタバタコメディ」というのをメインに置きつつも、「多様性を受け入れる」というのが副題かな、と感じました。
クマなんて出た日には怖!?!?猟友会に連絡しなきゃ!?!?!?しかも喋ってるよ!?!?てなるはずなのにみんなフツ〜に受け入れてるんですよね。
この映画の中ではパディントン=クマ=動物、というよりかはイギリス人、中国人、インド人、クマ。みたいな……単に違う種族(民族?)として見てる、みたいな部分もあるような気がしました。
ホームアローン的要素あり、ターミネーター的要素あり(!)、パロディ風の演出が多くて楽しかったです。
あと個人的には骨董屋の汽車の紅茶サーバー的なグッズがすごくツボ…欲しい…!
2もそのうち見ようと思います。
長くなってきたのでおわり!
またストックできたら更新します。